コスモグラフ・デイトナ　ル・マン 126529LN

2023年に世界最高峰の自動車耐久レースである”ル・マン24時間レース”の100周年を記念して登場した「Ref.126529LN」は、”ポール・ニューマン”を彷彿とさせる特徴的なダイヤルを備えたモデルです。
1960年代〜1970年代の手巻きデイトナの一部に存在するエキゾチック・ダイヤルは、俳優のポール・ニューマンが愛用していた事からポール・ニューマンダイヤルとも呼ばれ、特徴的なデザインと圧倒的な人気によりヴィンテージウォッチの花形的存在となっています。
デイトナ ル・マンに採用されるダイヤルは、黒をベースに白のサブダイヤル配した逆パンダ仕様となっており、インダイヤルのリングを無くした構造とポール・ニューマンを思わせるスクエア状のマーカーが大きな特徴です。
ダイヤル以外にもル・マン専用に仕様変更が加えられており、ブラックセラミック製のセラクロムベゼルに配したタキメーターは”100″表示のみビビッドな赤を纏っており、自動巻ムーブメントの「Cal.4132」は、クロノグラフ機能が通常モデルの12時間積算計から24時間積算計へと変更されています。
どちらも、ル・マン”24時間”レース”の”100″周年を強調した通常モデルには無い特別仕様となっており、約半世紀ぶりとなる希少なエキゾチック・ダイヤルを備えた記念モデルに相応しい仕上がりです。
2023年６月に発表されてから僅か一年足らずで生産終了となったホワイトゴールド仕様のデイトナ ル・マンは、現行ロレックスでは随一の希少モデルとなっております。