1956年にロレックスのフラッグシップモデルとして登場し、プレシャスメタル素材のみで展開されたラグジュアリーモデルであるデイデイトは、現在もロレックスの一つの頂点として存在し続けています。
本モデルRef.18039は、1970年代の後半に登場し1980年代後半までの約10年間製造されました。前作Ref.1803からの変更点は風防がサファイヤクリスタルに変更され、キャリバーはハイビートのCal3055を採用、前作では日付の日付けのクィックチェンジ機能が無かった点が改良されましたが、曜日変更のに関してはクイックチェンジ機能はまだこの時点搭載されず、針戻しによって調整可能となっています。
デイデイトは60年代から80年代にかけて、さまざまな素材によるダイヤルデザインが考案されますが、中でも本個体のようにプレシャスメタル製のケースとブレスレットの外装に対して、アーシーな天然木素材を文字盤に使用したウッドダイヤル系のラインナップは当時としてもかなり奇抜なアイデアを具現化した作品と言えます。ウッドダイヤルと一言で言いましても、セコイヤ、マホガニー、バーチ、ウォールナットなど様々な種類が存在し、主にイエローゴールド素材のRef18038やRef.18238で多くの例を見かけますが、本個体の様にホワイトゴールド製ケース素材のRef.18039とのウッドダイヤルのマッチングとなるとその希少性はグッと高まります。更に当時のプレゼンテーションボックスとギャランティーなどが揃った個体というのは更に一段と稀な存在となります。
ケースコンディションに関しましては年代相応の使用感はそれなりにございますが、フルーテッドベゼルのエッジ感は、過去に過度なポリッシュが行われていない個体であることを主張しています。
ウォルナットと比較しますと明るめな色合いのバーチウッドは、文字盤のROLEXなどの文字表記がブラック表記となっています。
畝るような文字盤表面のバーチーウッドの杢目の出具合も絶妙な個体です。
商品ID | TH005638 |
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保証期間 |
保証なし 保証について > |
【コンディション】
仕様に伴う傷がございます。
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仕様 | 時・分 曜日・日付 センターセコンド |
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年式 | 1988年頃製造(シリアルナンバーR品番) 保証書日付け:1988年 クラスプコード:M21(1988年頃) |
ムーブメント | Cal.3055、自動巻 パワーリザーブ:48時間 |
ダイアルカラー | バーチウッド |
防水性 | 10気圧防水 |
素材 | 18K ホワイトゴールド |
サイズ | ケース径:36mm |
付属品 | 内外箱 保証書 タグ 余りコマx1 |